川口居留地

大阪港ものがたり

~貿易のまちから教育へ~

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明治新政府は、徳川幕府が結んだ「安政の条約」に基づき、この地に川口運上所を設置。慶応4年(1868)7月より、外国人の居留地として、この地が競売され、イギリス、アメリカ、フランスの人々が住み始めた。一時期最大で99人が居住した。
居留地として長崎、横浜、神戸に続いてでき、「川口居留地」という名称となった。川口居留地は、道路が舗装され、煉瓦造りやガラス窓の建物が建てられた。しかし、神戸と比べ、大型船の出入りが不便であり、また鉄道が、大阪神戸間で開通されたため、さびれていった。そのうち宗教関係者が住み始め、学校、孤児院、病院等が建てられた。明治32年(1899)7月、治外法権の撤廃により居留地は消滅し、大阪市西区に編入された。
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コースの行程

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実施概要

集合場所
地下鉄中央線・千日前線阿波座駅北改札口前
所要時間
約2~3時間